翼 -


私の翼は使えないの
悲しげに呟く君の顔を
どうすれば笑顔にすることができるだろうか
誰にも負けない純白の翼を
君は自分で見ることができない
誰よりも高く飛べるその翼を
君は信じることができない
君はただ、卵の殻に閉じこもりすぎて
眩しすぎる空を見つめることができないだけなんだ

いいや君は飛べるんだ
叫ぶように言った僕の顔を
驚いたように見つめる君がとてもとても可愛らしくて
だから僕は叫んだんだ
君が自分の翼を見られなくても
僕がその背中をしっかり見ているから
君が自分を信じられなくても
僕がその背中を押してあげるから
だから、さぁ
その大きな翼を広げて僕に見せてよ

でももし飛べなかったらどうするの?
不安げに呟く君の顔を
もうすぐ笑顔に変えてみせる
君はどこにだって飛べるんだと
僕が証明してみせるから
君の背中には僕がついているのだからと
思いっきり笑ってみせるから
だから、さぁ
一緒に飛ぼう
僕が君の翼になるから



                   - 了


あとがき -

詩っぽいものを書いてみよう第2弾。
それとなく感想とか言ってくれるとありがたいデスヨ?
そんなこんなで。

03/05/23


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